子育て中の母親をターゲットにしたフリーマガジン「ピースマム」を発行するピースマム・プロジェクト（近江八幡市）が育児手帳「こそだてノート2012」を発行し、フォレオ大津一里山（大津市一里山）で無料配布している。

　同手帳のコンセプトは「ママとパパのための子育てメモリアル手帳」。母子手帳ケースに収まるサイズで、スケジュール帳や育児日記としても利用できる。特別付録としてママとパパ2人分のタイムスケジュールが記載できる「ライフタイムシート」が付いている。

　そのほか、滋賀県内の親子で出掛けられるスポットや子育て支援施設の情報なども掲載し、表紙にはオリジナルマスコットの「ぴーちゃん」をカラフルにあしらう。

　配布は昨年に次ぎ2回目。2011年版は用意した5,000部を完配し、来年度の配布についての問い合わせが何度もあったという。

　ピースマム編集長の廣瀬香織さんは「手帳を肌身離さず使ってくれているママたちの姿を見かけ、今年はもっといいものを作ろうとスタッフも気合を入れた。これからもママたちの声を聞きながら、毎年進化するノートを作りたい」と話す。

　同手帳は、フォレオ大津一里山のインフォメーションカウンターで配布するほか、木戸市民センター（大津市木戸）内の「にじっこ」でも入手できる。3月中旬ごろからは市内の図書館や児童館でも配布を予定。問い合わせはピースマム事務局（TEL 0748-36-6689）まで。