「近江富士」の愛称で親しまれている野洲市の三上山をモチーフにした「近江富士カレー」が3月10日、同市内で開催された「希望が丘フリーマーケット」でお披露目された。
制作したのは「近江富士プロジェクト協議会」の事務局を努めるNPO法人「びぃめ~る企画室」。同協議会は情報誌の発行やホームページの開設、イベント開催などを通じ、三上山周辺地域や団体の活性化を目指し、昨秋から活動している。「近江富士で楽しい企画を」と創作カレーの制作が決まり取り組みを開始、「近江富士カレー!!ブログ」ではその様子を詳しく紹介している。
今回お披露目されたカレーはイベント用にアレンジされたもので少し小ぶり。三上山をかたどり盛りつけたご飯は野洲市内で生産されたお米に雑穀をブレンドして炊き上げてある。
訪れた草津市在住の男性は「インターネットで知って食べてみたいと思っていた。三上山には登ったことはないがカレーをきっかけにぜひ登ってみたいと思った」と話す。
同フリーマーケットが開催される3月11日も50食限定で提供。カレーの本番デビューは3月17日で、同企画室が三上山の麓で運営するカフェ「森のBe-cafe」で限定数ながら定番メニューとして提供する予定。
同協議会では「近江富士カレー」をご当地カレーとして定着させたい考えで、協賛店を探している。先着10件には「ごはん型」と販促用「のぼり」を無償提供。2012年度中には協賛店を紹介する「食べ歩きカレーマップ」も制作予定。
詳しくは同協議会事務局(TEL 077-514-7955)まで。