びわ湖の北沿い148.4キロを自転車で一周する「びわ湖一周ロングライド2012」が3月18日、1209人が参加して開催された。
参加者の8割以上が県外からで、北海道から鹿児島まで全国各地から集まったライダーは年齢も10歳~75歳と幅広く、日本最大の湖と周辺の山々が織りなす景色を存分に楽しんでいた。
早朝5時45分、藤井勇治長浜市長の合図で同市「豊公園」を先頭グループがスタート。参加者が多いため一度にはスタートできず、最後のグループがスタートしたのは7時30分になった。
反時計回りでびわ湖沿いを進み、琵琶湖大橋を渡って同公園に戻るコースには4カ所の休憩所が設けられ、近江米のおにぎりなど滋賀県内名産品のもてなしがあった。中でも、道の駅「びわ湖大橋米プラザ」(大津市今堅田 3)で出された「琵琶湖産しじみ」を使ったしじみ汁は、肌寒い中を走ってきたライダーに好評だった。
最初のライダーが同公園に戻ってきたのは正午過ぎ。1144人が完走し、びわ湖のヨシで作られた「ビワイチ認定書」が手渡された。
実行委員の一人は「参加者にも喜んでもらえたが、地域にとってもいいイベントになった」と振り返った。