立命館大学びわこ・くさつキャンパス(草津市野路東1)で7月16日、2013年4月のキャンパス内全面禁煙に向けた「禁煙化推進キャンペーン」が行われた。同キャンペーンには、教職員や学生ボランティア30人が参加し、「禁煙シェルター以外での喫煙禁止と設置場所の案内」「歩きタバコや吸殻のポイ捨て根絶」を呼びかけるチラシを配布した。
同キャンパスでは、2003年度の健康増進法の施行以来、喫煙マナーの向上、受動喫煙の防止に向けてキャンパス内での分煙化を進めるため「マナーアップ・キャンペーン」を継続的に実施し、「分煙の徹底と喫煙マナーの向上」を目的に啓蒙、啓発活動を推進してきた。
今年4月に打ち出した「キャンパス全面禁煙に向けた指針」で、「非喫煙者を守り、新たな喫煙者を発生させない」方針を発表し、段階的に禁煙促進に向けた啓蒙・啓発活動を促進している。第1段階として9月より「禁煙シェルター」を設置し、シェルター以外での喫煙を禁止する。第2段階の2010年4月より教職員のキャンパス内での禁煙を実施し、第3段階の2013年4月にキャンパス内での全面禁煙を達成する。
同キャンパスの伊藤事務局長は「学生時代に喫煙習慣を身に付ける学生が多い。学生には未成年者も多く、大学として禁煙活動を推進し喫煙人口減少に貢献することは社会的責務。当キャンパスの学生、教職員もこの取り組みについて理解をしてくれており指針目標を達成したい」と話す。
キャンペーンに参加した同大学理工学部3回生の植田健大さんは「立命館大学の学生は比較的マナーは良いほうだが、少しでも喫煙者が減る活動につながれば」と期待を寄せる。
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