「冬のびわ湖縦走雪見船」運航開始-今年から彦根港にも入港

湖上より雪の比良山系を眺めながら琵琶湖クルーズを楽しめる

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 県内の観光業者でつくるびわ湖雪見船協議会と琵琶湖汽船(大津市浜大津5)は1月19日から、琵琶湖の冬の風物詩「冬のびわ湖縦走雪見船」を運航している。今年から彦根港にも寄港する。

長浜では今年62回目となる「長浜盆梅展」が楽しめる

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 運航スケジュール往路は大津プリンス港を9時45分に出発。大津港、おごと温泉港、琵琶湖大橋港、彦根港を経由して長浜港に12時40分に到着。復路は長浜港を14時に出発し、各港に寄港後、大津港に16時50分に到着する。片道での利用も可能。

 運航期間中、長浜市慶雲館(長浜市港町)では「長浜盆梅展」(1月19日~3月10日)、大津エリア旧竹林院(大津市坂本5)では「坂本盆梅展」(1月26日~3月3日)も開催される。彦根港寄港により彦根城など彦根観光も楽しめる。

 びわ湖雪見船協議会の榎高雄会長は「彦根寄港を契機に、今後も県内の主要な観光地の港を船で結ぶことができれば、びわ湖の船運を生かした滋賀ならではの旅の魅力が広まるのでは」と期待を寄せる。

 18日には試乗会が行われ 約60人が参加。一足先に冬の琵琶湖クルージングを楽しんだ。あいにくの悪天候で彦根寄港はかなわなかったが、長浜港到着後、開幕前日の長浜盆梅展の見学や、長浜鉄道スクエアの見学など長浜散策を満喫。参加者は「次はお友達や孫を誘って彦根観光にも出掛けてみたい」「船旅と湖北観光が楽しめてとてもお得だった。次は孫を乗せてやりたい」などと感想を述べた。

 1月中は土曜・日曜・月曜に運航(運休日でも20人以上の団体予約で臨時運航)。2月からは毎日運航する(土曜・日曜・月曜・祝日以外は、予約が15人以下の場合運休)。料金は、片道=大人3,000円・子ども1,500円、往復=同5,000円・同2,500円。乗船には予約が必要。申し込み・問い合わせは琵琶湖汽船(TEL 077-524-5000、フリーダイヤル 0120-050-800)まで。

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