西武大津店(大津市におの浜)6階催事場で現在、「バレンタインチョコランド」が開催されている。自分用にも、と甘いスイーツを楽しむ傾向がある昨今、地元滋賀のパティスリーに注目し、地元ならではの食材を生かしたチョコやスイーツを多数展開している。
宝石箱をイメージしたダイヤモンド型チョコ「ディアマンショコラ」
多彩なチョコレートの中には、素材にも県産のものを、とこだわったフルレットドゥース(大津市一里山)による、琵琶湖ワイン、朝宮茶、高島の黒酢、自家菜園のハッサクなどをふんだんに使ったトリュフ「フルレットショコラ」(3個入り、735円~)が並ぶ。このほか、信楽焼を使ったちょこに焼酎入り生チョコを入れたものや、ダイヤモンド型のチョコレートに洋酒ガナッシュを包んだ「ディアマンショコラ」(5個入り、1,575円)など。
地元酒蔵の酒かすを使った工房chou-chou(東近江市)は「湖のくに生チーズケーキ」(ちょこ入り1個、651円)を用意。バレンタイン商品として、新しいパッケージデザインで限定販売する。同工房の奥田美咲さんは「こちらで出店していると聞いて、足を運んでくださる方もおられうれしい限り」と話す。ギフトはもちろん自宅用にと買って帰る人も多いという。とも栄菓舗(高島市)からは、黄身庵にチョコチップを混ぜ込んだチョコまんじゅう「チョコ縁まん」(4個入り、735円)や、滑らかな口溶けのチョコが入った「ショコラ餅」も。世代を問わず親しまれる和菓子とチョコがコラボした人気の商品となっている。
ユーハイム、ゴンチャロフ、レスポワールなど定番の人気ブランドも、今年も豊富に取りそろえており、ユーハイムでは、「昨年は商品が完売してしまうほどの売れ行きだった。今年もおなじみバウムを使った新しい商品をご用意してお待ちしている」(売り場販売員)と力を入れる。
西武大津店販売促進担当の藤井直子さんは「例年すっかり定着した本イベントも、今年は昨年に比べ5日ほど遅いスタートだったが、おかげさまで初日の来場数も出だし好調。今週の3連休が売り場の雰囲気も一気に高まるのでは」と期待を寄せる。
営業時間は10~20時。詳しくは西武大津店のホームページで確認できる。今月14日まで。