滋賀の「ええとこ」を紹介するフェイスブックページ「しがトコ:滋賀のええトコ」と、滋賀県が取り組む「美の滋賀くらぶ」が共同で実施した「滋賀のええフォト☆コンテスト」に期間中、423枚の写真が投稿された。
滋賀県の魅力を発見し発信することを目的に「滋賀の美しさ」「滋賀のええトコ」など8つの投稿テーマに添った写真とエピソードを募集した同コンテスト。特設サイトの専用フォームから昨年12月20日~2月11日、投稿を受け付けた。
重複可の投稿テーマ別では「自然の美・天然の美」が182件と最も多く、琵琶湖をはじめとする県内の美しい風景写真がズラリと並ぶ。「しがトコ」を運営するプラスエイチ・ワークス(守山市)代表の林正隆さんは「珍しい一瞬を切り取った作品も多く、滋賀の新しい発見の多い企画になった」と振り返る。同じく運営を手掛ける辻村写真事務所(野洲市)代表の辻村耕司さんは「写真の素晴らしさもさることながら、添えられたエピソードにも感動した。滋賀をフィールドにたくさんの写真を撮ってきたが、私も知らないすてきな滋賀を知ることができた」と驚きを隠さない。
滋賀県総合政策部文化振興課課長の西川直治さんは「短期間で本当に多くの、身近にある『美の滋賀』を投稿いただき感謝。こうした企画もきっかけに、さらに県民の方に『滋賀の美』に関心を持っていただき、県外にも情報発信していければ」と期待を込める。
投稿された写真は審査のうえ、3月上旬には「美の滋賀くらぶ賞」「しがトコ賞」など11人を決定しホームページで発表する。