直径2.5メートルの透明なビニール製の球体に入り、びわ湖を浮遊体験できるプログラムとして人気の「NWWAウォーターボールde環境体験」の体験者が3月23日、1万人を突破した。
1万人達成の記念セレモニーで記念品の目録を受け取る長田さん夫妻
同体験プログラムは「NWWA日本ウォータウォーク協会」(大津市・御舩泰秀理事長)が企画しオーパルオプテックス(大津市雄琴5、TEL 077-579-7111)が2009年から事業を運営。4年目のシーズンで体験者1万人を達成した。
1万人目になったのは兵庫県神戸市北区の主婦・長田飛鳥さん。夫の浩一さんの誕生日の記念旅行で滋賀を訪れ、「ウォーターボール」体験をプレゼント。見事1万人目の幸運を射止めた。記念セレモニーには大津市観光キャラクター「おおつ光ルくん」、滋賀県キャラクター「キャッフィー」も駆け付け長田さん夫妻を祝福、サプライズプレゼントとして近江牛ステーキやパン、スイーツ、和菓子など地元の特産品が贈られた。
長田さんは「インターネットで『ウォーターボール』を知った。1万人目ということでとても驚いている。旅行のいい記念になる」と笑顔で喜んだ。「ウォーターボール」体験後、夫の浩一さんは「素晴らしい誕生日になった。ウォーターボールは気持ちよくウォーターベッドのようだった」と妻に感謝していた。
同サービスを提供するオーパルオプテックス社長の山脇秀錬さんは「多くの方に『ウォーターボール』とびわ湖を体験していただけうれしい。今年に入ってからも多くの予約を頂いている。これからも皆さんに『ウォーターボール』を通してびわ湖を感じていただければ」と語る。
また、日本ウォータウォーク協会とオーパルオプテックス、NPO法人HCCグループで組織するNWWAびわ湖PRプロジェクトでは1万人を記念して雄琴・坂本地区の観光振興を目的に「NWWAウォーターボールde環境体験×写メdeクーポン」と題するおもてなし企画を始めることも発表した。同企画は「ウォーターボール体験者」を、スマートフォンや携帯電話で体験日を書き込んだボートと共に撮影。その画像がクーポンとなり、近隣の協力店で割引やプレゼントなどのおもてなしサービスを提供するもの。同プロジェクト代表でおおつ光ルくんPR大使(大津市観光PR大使)も務める御舩さんは「『ウォーターボール』体験だけではなく協力各店に立ち寄っていただくことで大津の魅力をより広く知っていただければ」と思いを語る。
「ウォーターボール体験」の料金は、大人=4,200円。小人=3,150円、幼児(4歳以上)=1,680円。電話で予約できる。開催時間など詳しくはホームページで確認できる。