琵琶湖博物館(草津市下物町、TEL 077-568-4811)は7月5日・6日、入館料などを無料にし開館時間を21時まで延長する「あさ、ひる、ばん博物館を楽しもう!」を行う。
開館15周年を記念して始めた同イベントは今年で3回目。昨年は3日間の開催で1万2000人が来館した。今回は、朝・昼は常設展示に加え、近江牛の串焼き・メロンパンなど地域食材を生かした14店が出店し「おいしが うれしが 特産マーケット」を開く。そのほか、実際の動物の骨の組み立て、楽器作り、ハンモック作りなど体験コーナーを館内外で繰り広げる。17時からは「アトリウムコンサート」として、リコーダーコンサート、ジャズ演奏、ヨシ笛コンサートを開くほか、「夜のお楽しみ」として星空観察会、夜の昆虫観察会、照明を暗くしてウナギやナマズなど夜行性の生物を観察できる「夜の水族展示」などを行う。
同館交流担当の加藤理(おさむ)さんは「家族連れはもちろん、21時までの夜間開催なのでカップルでのデートや会社員にも来てほしい。堅苦しい話ではなく、一日ゆっくりと過ごす時間を提供し、びわ湖や自然、暮らしについて考える機会になれば」と来館を呼び掛ける。
両日の開館時間は9時30分~21時(通常は17時まで)。両日、自家用車の駐車料金も無料にするほか、路線バス(有料)も増発する。