ロイヤルオークホテル スパ&ガーデンズ(大津萱野浦、TEL 077-501-5489)内レストラン「ステーキISHIYAMA」は土曜・日曜・祝日限定で、「TEPPANスイーツ」を提供している。
昨年、夏期限定で提供していたが、好評につき9月1日より開始して約1年、「1日3~4組がステーキではなくスイーツを食べに来る」という盛況ぶり。ランチやディナータイムなどステーキを提供する時間外を利用して、同様に客の目の前の鉄板でスイーツを焼くという趣向。だんだんと出来上がっていく様子やバターや小麦粉が焼けていく時の甘い香りなど、普通の店では経験できない楽しみがある。
同スイーツのメニューは4種類。ホテルメイドの長さ20センチのフランスパンを半分に切ったものを8時間漬け込んでふわふわに焼きあげる「ISHIYAMAフレンチトースト」(1,100円)は、定番のメープルやアカシア蜂蜜のほかコーン・チョコレート・イチゴの3種のソースをつけて味わえる。「チョコバナナのTEPPANケーキ チョコレートソース」(1,100円)は、香ばしく焼いたバナナにチョコレートソースをかけたものにホイップクリームをたっぷりのせた3枚のパンケーキとアイスクリームがついてくる。そのほか、「フレッシュフルーツのTEPPANケーキ ミックスベリーソース」(1,300円)、クラシックTEPPANケーキ(900円)を用意する。
「肉ではなくスイーツを鉄板で焼くということに関して、フランス料理の経験があるためそれほど苦労はなかったが、目の前で喜んでくれてうれしい。『鉄板』スイーツとしてホテルの前に行列ができるのが夢」と鉄板歴26年の出野直也料理長は笑顔で話す。近くのスーパーに勤務する草津市の田中宏子さんは仕事帰りに女子会で立ち寄った。「スイーツ越しにびわ湖も眺めながら焼きたての味を楽しむことが出来た。次は子どもたちを連れて来たい」と微笑んだ。
提供時間は14時~16時30分。