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プレミアム近江牛「ぷれいご」を食べるディナーイベント、大津のイタリアンで開催

メインの「うで肉のシンプルなグリル 3種のスタイルで」を食べる岡社長。「10年前から地産地消に取り組んでいる。安心・安全なものにはお金がかかる。でもそういうものをシェアしていきたい」と意欲を見せる

メインの「うで肉のシンプルなグリル 3種のスタイルで」を食べる岡社長。「10年前から地産地消に取り組んでいる。安心・安全なものにはお金がかかる。でもそういうものをシェアしていきたい」と意欲を見せる

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 イタリアンレストラン「プレーゴ」真野店(大津市真野5、TEL 077-574-0001)は12月18日、滋賀県産飼料で育てたプレミアム近江牛「ぷれいご」を食べる「ぷれいごちゃんを食べてお祝いするディナー」を開いた。

木下牧場での「ぷれいご」ちゃん

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 同店を経営するフューチャーダイニング社長の岡義隆さんが2年前、契約農家の木下牧場(近江八幡市)へ見学に行った際、同牧場の木下その美さんが、生まれたばかりの子牛に店名の「ぷれいご」と名付けてくれた。繁殖肥育一貫で近江牛を出荷し、3年前より国産の飼料のみを使って育てている同牧場。県内産の飼料のみを使う「プレミアム牛」の出荷は今回で3頭目。同店では初の賞味で、2歳になった「ぷれいご」を6品目に料理し、味わって祝うもの。

 近江牛専門店「さかえや」の新保吉伸社長は「日本の畜産、鶏・豚・牛は全て輸入もののエサで育っている。O-157、狂牛病、口蹄(こうてい)疫の問題は全てエサが原因。国産ではコストがかかりすぎてビジネスとして成り立たない。しかし3年前からプレーゴと一緒に挑戦。国産の人間が食べられるものを飼料に使った。これからの子どもたちに安心・安全なものを食べさせてあげたい」とあいさつで述べた。

 同牧場の木下その美さんは「ぷれいごちゃんは、県内産の酒かす、みりん、大麦などの自家製飼料を食べて育った。同じ肉は作れないほど。体重も半分にしかならない。でもプレーゴの応援でやってこられた」とあいさつ。成長を見守ってきたクルーの田中宏美さんは「出荷の時に大泣きしていた」という。

 「客が『おいしい』と喜んでくれていたことと、何よりも農家と客がつながったことがレストランとしての役割を果たせたと満足している」と岡さん。

 営業時間は、ランチ=11時~16時、ディナー=17時~22時(金曜・土曜・祝前日は23時まで)。同牧場の近江牛を使ったメニューは、ランチ=「木下牧場の近江牛コース」(2,980円)、ディナー=「木下牧場さんの近江牛スジ肉のボロネーゼ」(1,480円)、「木下牧場さんの近江牛グリル 季節の野菜添え120グラム」(2,500円)、季節の近江牛コース(5,500円)を用意する。

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