2025年、滋賀県で「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ（第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会）」が開催されます。

国スポは9月28日～10月8日、障スポは10月25日～27日に、滋賀ダイハツアリーナ（大津市上田上中野町）や草津市立プール（草津市西大路町）など県内各地で開催されます。

国スポは全国から競技者が集まって日本一を競う大会ですが、アスリートの大会だけではなく、年齢や性別、障害の有無に関係なく参加できるデモンストレーションスポーツも開催。県内14市町で4月から9月にかけて26競技のデモンストレーションスポーツが行われます。競技経験がなくても参加できる競技がたくさんあり、県内在住・在勤・在学者の参加を募集します。

大津市では小倉百人一首競技かるた、スポーツ拳法、スリースマイルゴルフ、ラジオ体操第3の4競技が開催されます。

ラジオ体操第3（初代・二代目）大津市

競技かるたは、5月11日に滋賀県立武道館（大津市におの浜4）で開催。

小倉百人一首競技かるた　大津市

小倉百人一首の巻頭歌が天智天皇の作品であることから、天智天皇を祭神とする近江神宮（大津市神宮町）は「かるたの聖地」と呼ばれています。

個人戦は初心者も参加可能。「かるたの聖地」がある大津市で競技かるたを体験できます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スリースマイルゴルフ　大津市

5月25日に和邇市民運動広場グラウンド（大津市和邇今宿）で開催されるのは、スリースマイルゴルフ。プラスチック素材のクラブで障害物を避けてボールを打ち、3人1組でコースを回ります。子どもから高齢者まで3世代で楽しめます。

 

YMITアリーナ（草津市野村3）では、5月18日にスポーツウエルネス吹矢、8月3日インディアカを開催。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スポーツウエルネス吹矢　草津市

インディアカは4枚の大きな羽根が付いた「インディアカボール」を手で打ち合うスポーツです。

ルールはバレーボールと似ていますが、羽根があることでボールの速度が遅くなり、ネットも低いことから、性別や年齢、体力を問わずに誰でもプレーできるのが特徴です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　インディアカ　草津市

小学生も楽しめそうなのが野洲市野洲川河川公園（野洲市三上）で開催される「スポーツ鬼ごっこ」。チームに分かれて宝を取り合う鬼ごっこで、スポーツでありながら遊びの要素もあり、子どもから大人まで楽しめます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スポーツ鬼ごっこ　野洲市

琵琶湖マイアミ浜（野洲市吉川）では、カヌー、ウインドサーフィン、SUPなどが体験できる「マリンスポーツフェスティバル」も開催されます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マリンスポーツフェスティバル　野洲市

国スポ・障スポ大会局の石田由紀さんは「デモンストレーションスポーツは、一人でも、友達・家族でも参加できます。気軽に体験してもらえれば」と呼びかけます。

 

わたSHIGA輝く国スポ・障スポ　デモンストレーションスポーツ

https://shiga-sports2025.jp/kokuspo/competition?competition_cat=demonstration

 

 

 

取材・文＝山中輝子