2025年、滋賀県で「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ(第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会)」が開催されます。
「わたしが輝く」という大会愛称にもあるように、スポーツをする人、見る人、支える人、みんなが主役として輝く大会を目指している今大会。大会を支える運営ボランティアについて紹介します。
国スポ・障スポのリハーサル大会から、開会式・閉会式、各競技会などの運営補助を行う運営ボランティア。会場整備や受け付け、案内、医療救護などを担当します。
滋賀県国スポ・障スポ大会局の鳥居大暉さんは「昨年10月にボランティアの募集を始めたところ、2月末までで7000人を超える登録がありました。44年前に滋賀県で開催されたびわこ国体(第36回国民体育大会)の開会式でボランティアをしたという人も今回の国スポ・障スポのボランティアに登録してくれました」と喜びます。
2024年6月22日・23日に希望が丘文化公園(野洲市・竜王町)で開催されたラグビーフットボール競技リハーサル大会では、2日間で延べ14人のボランティアが参加。
参加した女性は「大会の雰囲気をボランティアの一員として感じることができ、本大会に向けて実感が湧いた」と話します。
大会局の村井法さんは「現在のところ最高齢は87歳。ボランティアをすることでスポーツの楽しさを知るきっかけになれば、健康を推進する県としても喜ばしいこと。ボランティアでそれぞれの輝きを実現してもらいたい。県民のみんなで大会を作っていければ」と話します。
募集人数
・国スポ開・閉会式…延べ1700人
・国スポ競技会…延べ5700人
・障スポ開・閉会式、競技会…延べ3500人
https://gameconductor.shiga.jp/shiga-sports2025
取材・文=山中輝子