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大津のギャラリーで「数字」モチーフのアート展-山口マオさんなど

キュレーターを務める川村朋之さん。(左から2、3枚目)「69」をモチーフとした作品「ピンク爆誕」と同じく「37」の「京之龍神様」の前で

キュレーターを務める川村朋之さん。(左から2、3枚目)「69」をモチーフとした作品「ピンク爆誕」と同じく「37」の「京之龍神様」の前で

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 大津のギャラリー「ギャルリーオー」(大津市中央1、TEL 077-521-4515)では現在、「ARTで数字の秘密展」が開催されている。

イラストレーターの山口マオさんの数字作品も

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同展では0から順に数字をモチーフとした作品を展示。出品作家は、イラストレーターの山口マオさんをはじめ、岩坪亮裕さん(視覚色彩心理研究所所長)、楠堂葵さん、デビ魔る!さん、山田みどりさん、美子さんなど。

 「小さい頃から絵を描いていた」と話すキュレーターを務める川村朋之さんは、東京の表参道でもギャラリーを経営。そこで出会った全国の作家の作品を一堂に集め、「癒やしのびわ湖がある故郷・大津を活性化したい」と同展を企画した。

 「東京と関西を結ぶ東海道は人が流れるエネルギーがあり、ギャラリーがある旧東海道は竜が通ったとされる場所とも言われているため、人が集まって展示が成功すると確信している」と川村さん。「旅人は酒の余り銭で大津絵を買った」といういわれから、作品の中に大津絵を取り入れることもあるという。

 川村さんは画家である一方、「Maru(まる)」という視覚色彩心理学の研究員としても活躍。扉を開く絵「鍵画」と呼ばれるヒーリングアートは、2000年からネットを通じて世界各国で愛用されているという。「太陽から割り出す『カバラ数秘』によれば、人には生まれもった数字や色があるといい、会社の人事や恋愛診断の指針になる。アートは癒やし。作品を通じみんなが癒やされて笑顔になれば」と笑顔を見せる。

 期間中は、山口マオさんのトークライブやライブペインティング、絵本やグッズなどの即売会のほか、アロマ講座など多彩なイベントを予定する。詳しくはホームページでも確認できる。

 開催時間は10時~17時(金曜=~18時。最終日=~16時)。今月20日まで。

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