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大津のギャラリーで日米交流アート展-湖が結ぶミシガンの作品50点

展示会の発案者リンダ・ビーマンさんの木版画に描かれたミシガン湖はびわ湖にも通じているかのよう

展示会の発案者リンダ・ビーマンさんの木版画に描かれたミシガン湖はびわ湖にも通じているかのよう

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 ギャラリー唐橋(大津市唐橋町、TEL 077-531-1310)で現在、米ミシガン州と滋賀の芸術交流展覧会「アートフロムザレイクス」が開催されている。

湖をモチーフに作られたアパレルも

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 2012年、米ミシガン州の版画家・リンダ・ビーマンさんと姉妹都市提携を結ぶ滋賀市在住の木工作家・平尾智子さんとの出会いをきっかけ実現した同展。昨年はミシガンで開かれ、今年はミシガンから作家・作品を招いて滋賀で開かれる。

 同ギャラリーには50点が展示され、ミシガン湖とびわ湖がつながっているかような風景を展開する。湖を明るい色彩で和紙に刷り上げたビーマンさんの作品のほか、油絵のような奥深さで湖畔の風景を描くパステル画のトーマス・トマセクさん、絶滅危惧種の植物の影を外来種で作った紙に写し出したフォトグラフのジェーン・クレーマーさん、ファイバーで帽子やショールなどを作ったマース・リドル・ラメティーさんの4人が出展する。

 このほか、蔵元藤居本家(愛知郡愛荘町長野、TEL 0749-42-2080)でも9月28日まで、ミシガンの出展作家を交えた滋賀の作家の作品展を開いている(10時~17時、入場無料)。

 昨年、ミシガンでの展示会に出展し訪米したガラスアクセサリー作家の奥島香さんは「びわ湖と同じ湖でもミシガン湖にはなんとも言えない雄大さを感じた」と振り返る。「アートフロムザレイクス」実行委員会事務局長で日本画家の福山敬介さんは「芸術を通した交流に県も賛同し応援してくれている。ミシガンでの展覧会での感動がつなぐ第2章」と意欲を見せる。

 開廊時間は11時~18時30分(最終日は17時まで)。水曜休廊。入場無料。9月30日まで。                                                                

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