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着物をもっと身近なものに 守山で毎月開催の「きものでお散歩」

毎月17日に開催される17市(いいな市)を歩く参加者

毎月17日に開催される17市(いいな市)を歩く参加者

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 守山中山道沿いにある東門院(守山市守山2)で毎月17日に開催される「17市(いいないち)」に併せて行われる活動「きものでお散歩」が広がりを見せている。

着つけができない人は、一緒に着てから出掛けることができる

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 「滋賀で着物を着る機会をもっと増やしたい」という女性2人が発案し、守山宿周辺の「うの家」や東門院をぶらりと歩く同活動。発案者の一人、村上瞳さんは、家にあった母親の着物を「着ないともったいない」と思ったことをきっかけに興味を持ち、着付け教室に通ったが、いざ着られるようになっても着ていく場所がないことに気が付いたという。もう一人の発案者、与田よしみさんは、小さいころから正月には母親に着物を着せてもらっていたが、大人になると着る機会がほとんどなくなり寂しさを感じていたという。

 2人は月に1回、着物で京都へ出掛ける機会を作っていたが、守山にも着物が似合う街があることに気が付き同企画を考案。企画を始めるに当たって身近な人に声を掛けたところ、自分では着られないということが着物を着ることのハードルを上げているという声が多かった。そこで、「うの家」の和室を借りて着付けのサポートを行い始めたところ、「憧れのままの着物が生活に身近になった」と好評を集めている。

 毎月17日の午前中に開催(雨天中止)。着付けからの参加は毎月10日までに予約が必要。9時ごろ、「うの家」に集合し、持参した着物を皆で教え合いながら着付け、その後東門院の17市へ向かう。自身で着付けができる人は直接東門院へ向かう。

 10月31日には「うの家」で「着物リサイクルマーケットいろは市」を開催。11月は門前アート市の7周年を記念して、同活動のスタッフがお茶のおもてなしを企画している。

 申し込み・問い合わせは「うの家」(TEL 077-583-2366)まで。

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