西武大津百貨店(大津市におの浜2)で6月17日、ヤンマーミュージアム展示会が開催された。
ヤンマーミュージアムは長浜市にある体験型のミュージアムで5月に累計来館者数が40万人を超えた。ヤンマーの歴史に触れることができ、ものづくりの体験ワークショップやカフェ・ショップなども兼ね備える。
展示会では最新のトラクターや教材用のエンジン展示、ヤンマーミュージアムオリジナルグッズの販売、同社のイメージキャラクター「ヤン坊・マー坊」も登場し、親子連れを中心に来場者が記念撮影に並ぶ姿が見られた。
ヤンマーミュージアムの館長山本昇さんは「今回展示しているトラクターはイタリアのフェラーリのデザインを手掛けた奥山清行さんがデザインした最初のモデルで、2016年にグッドデザイン賞金賞を受賞したトラクター。農業機械の新たなイメージになるのではないかと考えている。長浜にあるヤンマーミュージアムはヤンマー発祥の地が滋賀という歴史もあり、地域貢献につながればという思いでエンターテイメントと学習を融合させた体験型にしている。長浜市の景観に溶け込むよう、『舟板塀』『黒壁』をモチーフにした建物のデザインも見所。展示会をきっかけにヤンマーミュージアムにも興味を持っていただき、足を運んでもらえれば」と話す。
次回のヤン坊マー坊グッズ販売会は7月1日・2日を予定する。2日のみ11時30分、14時、15時の3回、ヤン坊・マー坊が登場し記念撮影に対応する。