野洲市歴史民俗博物館の弥生の森歴史公園で6月18日、「大賀(おおが)ハス」が開花した。
1951(昭和26)年に千葉市の遺跡から発見された2000年以上前のハスの種子を大賀一郎博士が発芽・開花に成功し、「大賀ハス」と名付けられた。同館では、このハスの種子を譲り受け、栽培している。
毎年6月中旬から7月中旬ごろに開花する「大賀ハス」。今年は6月18日に1つ目のハスが開花した。博物館学芸員の斎藤さんは「今年は6月末ごろが見頃。ハスは朝に開花し、午後に閉じるため、午前中の見学がおすすめ」と話す。
開館時間は9時~17時。月曜休館。弥生の森歴史公園は入園無料。