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滋賀レイクスターズ新体制発表会 新外国籍選手はオマちゃんとフィッシュ

毎年恒例の参加者全員の記念撮影

毎年恒例の参加者全員の記念撮影

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 滋賀レイクスターズの新体制発表記者会見が8月26日、滋賀ダイハツ販売栗東店ショールーム(栗東市大橋)で開催された。

2017-18シーズンの滋賀レイクスターズ選手

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 新加入の外国籍選手、ディオール・フィッシャー選手とオマール・サムハン選手の初お披露目と新キャプテンの発表が行われた。

 新加入の2選手について、ショーン・デニスヘッドコーチは「2人とも頑張り屋で常に戦う姿勢を見せる選手。特に昨年レイクスに足りなかったリバウンドの面での活躍を期待している。リバウンドから早い展開で得点をたくさん取る試合にしたい。100点ゲームを目指す」と話した。

 オマール選手はオーストラリアでデニスヘッドコーチのチームでプレーした。「当時も予算が少ないチームだったので、コーチングが重要な要素を占めていた。コーチ自身もバスケを学ぶ意欲が誰よりも高く、その年のコーチ・オブ・ザ・イヤーに選ばれるほど。コーチが常に頑張るという姿勢がチームを強くした」とコーチを評価する。

 日本選手の印象について、オマール選手は「昨シーズン低迷したのに、どうして日本人選手を替えなかったのかとコーチに聞くと、レイクスの日本人選手はハードに戦う将来性の高い選手だと答えた。実際に彼らの働きを見て納得した」と評価する。ディオール選手は「初来日の日に体育館に行くと、練習のオフ日だったが、並里選手が1人でシューティング練習をしていた。自分を律して、もっと上に行こうという姿勢に感心した。みんなが温かく迎えてくれたので、このチームのために身を粉にして戦おうと思った」と話した。

 新キャプテンは狩野祐介選手。狩野選手について、デニスヘッドコーチは「コート上でもコート外でも彼は常にプロフェッショナル。チーム全員がプロとして恥じない行動をとってほしいので、狩野をキャプテンに選んだ」と話した。副キャプテンの長谷川智伸選手については、「27歳の彼は年齢的にも中堅の選手。責任を持たせることでチーム全体の向上にもつながると思う」という。狩野選手は「チームが下を向いたときに引っ張っていけるようにしたい。目標は、スタートダッシュをしっかり切って、チャンピオンシップに出場すること。個人的には、3ポイントシュート成功率のランキング1位になること」と意気込みを見せる。

 一般参加者からは「新外国籍選手のニックネームを教えて」と質問が。オマール選手は「オマちゃん」、ディオール選手は「フィッシュ」だという。

 デニスヘッドコーチは「チームの全員を信頼している。誰か一人に頼ることなく、5、6人が15点ずつ得点することを望んでいる。戦い続ける姿勢を忘れず、見て楽しい試合にしていく。応援に駆け付けてほしい」と参加者に試合への来場を呼び掛けた。

 新体制の初戦は9月2日にエディオンアリーナ大阪(大阪市浪速区)で行われる「関西アーリーカップ」。滋賀、大阪、西宮、奈良の関西4クラブに琉球、熊本を加え、B1・B2の壁を越えて競うトーナメント戦。対戦相手は1日の奈良対大阪の勝者。9月29日のBリーグ開幕に向け調整を行う。

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