薬膳料理の華湖庵(守山市洲本町)は10月より、秋の朝がゆセットを提供する。
ランチセットは季節のおかゆに華シュウマイ、スープ、サラダ、小鉢、デザート、コーヒーがついて1,620円
「薬膳がゆで心と体を元気に」との思いで6月24日にオープンした華湖庵。店主の守里知永未さんは「薬膳というと、苦い、おいしくないと私も思っていたが、学んでみると全く違った。旬の野菜を使って、ショウガ、ウコンなどの生薬で体を温めるのが薬膳料理。私も薬膳を習って食事に取り入れるようになってから、体のだるさがなくなった。お客さんも、体と心が元気になってほしい。近くに野菜直売所の『おうみんち』があるので、いつでも旬の新鮮な野菜を使用した料理を提供している」と話す。
薬膳がゆは夏はクコやハスの実、お盆を過ぎるころには緑豆と季節によって変えている。10月からは白キクラゲが入った秋の季節限定メニューを提供。守里さんは「薬膳では、秋は大根、レンコン、白菜などの白い食べ物が体に良いとされている。今は、夏の疲れが出てくるとき。薬膳料理で体をリセットしてほしい」とも。朝がゆセットは、薬膳がゆ、薬膳スープ、薬膳玉子焼き、サラダ、季節の小鉢が付き540円。8時30分~10時の間に注文するとコーヒーをサービス。ランチタイムには「華シュウマイ」や「ひすいギョウザ」「薬膳カレー」なども提供。全て、季節によって使用する野菜が変わる。
同店はストレッチにより骨盤を中心に全身を調整する「ビューティー・ペルベス」やピラティスなどのスタジオ「アロヒ」の隣にあり、「体を動かしてレッスンをしてから、薬膳で体を温め、血行を良くするのがおすすめ」と守里さん。
営業時間は8時30分~15時(水曜・金曜のみ8時30分~15時、17時30分~22時)。ディナータイムの薬膳料理は要予約。