プロバスケットボールBリーグ1部の滋賀レイクスターズ(以下、滋賀)がホーム初勝利を目指し、10月25日に「ウカルちゃんアリーナ」(大津市におの浜)で大阪エヴェッサと対戦する。
開幕戦に勝利した後6連敗し、21日の西宮ストークス戦で連敗を止めたが西地区最下位と低迷する滋賀。同じく2勝6敗の大阪を迎えての同試合は平日夜の開催となるため、ドリンク1杯無料のサービスや、大学生などが500円で入場できる「ワンコインチケット」の販売、ハーフラインからシュートして成功すれば3万円の商品券がもらえるイベントなどを用意して来場を促す。
会場では並里成選手がプロデュースした「NARITO ライス」や、横江豊選手プロデュースの「横てり丼」など、滋賀県産の食材を使い趣向を凝らしたメニューを提供。レイクスカフェのチーフ平井真理さんは「ハーフタイムまでに売り切れることもある」と話す。
滋賀は大企業主体の運営母体を持たない市民クラブ。試合時に場内案内や会場設営などを行うボランティアが試合運営を支えている。同チームでボランティアの管理を担当している井上美和さんは「現在大学生のインターンも含めて48人が登録して、地元のチームを応援したいという気持ちでボランティアをしてくれている。地元の皆さんに助けられている」と話す。
滋賀のチーム設立2年目からボランティアをしている伊地田朋子さんは「子どもが小学生の時に試合観戦し、ファンになった。中学生になってからは一緒にボランティアしたこともある。お客さんの笑顔に元気をもらっている」と話す。
大阪戦は17時30分開場、19時5分試合開始。「ワンコインチケット」は事前申し込みが必要。申し込み方法はホームページで確認できる。