「子どもが描く子どものための交通安全三角コーン」が現在、産業支援プラザ(大津市打出浜)で展示されている。主催は広宣(草津市野路)。
同社の杉本優子さんは「子どもの交通事故を防ぐために、社内の子どもを持つ母親で話し合い、子どもに注意を促すような分かりやすい交通安全看板を作れないかと考えた。自分たちの描いた絵を三角コーンに付ければ子どもが興味を示し、交通安全を意識するのではないかと思い企画した」と話す。
3月に子育て情報誌「ピースマム」で交通安全啓発イラストを募集。学童保育からの応募なども合わせて200枚を超える応募があり、イラストを元に交通安全三角コーンを製作。4月に大津・草津両市内の小学校、幼稚園などに寄贈した。
杉本さんは「自分の絵が使われている三角コーンを見つけた子どもたちはとても喜んでいた。親子でコーンと一緒に写真を撮影する姿も。これをきっかけに、子ども自身が交通安全に気を付けてほしい」とも。
期間中、4月に寄贈した交通安全三角コーンと製作までの経緯などのパネルを展示。開催時間は9時~17時30分。入場無料。今月31日まで。