飲み歩きバルイベント「野洲駅前バル」が11月22日・23日に野洲市内で開催され、500人が楽しんだ。
野洲駅周辺の居酒屋、カフェ、フレンチ、すし店、焼き肉店、ラーメン店など30店舗が「近江牛炙(あぶ)り握り」「天だし茶漬け」「本マグロ握り」「ブタの休日とナスチーズ」「海鮮ユッケ」「ハンバーグカレー」などのバル限定メニューとドリンクのセットを提供した。
実行委員長で「鮨雅(すしまさ)」店主の上野敦司さんは「22日は同僚と食べ歩く会社員が来店し、各店舗に行列ができていた。23日は家族連れも多く、市内がにぎわっていた」と話す。
市内在住の今江さんは「普段は入りにくいお店にも気軽に入れるのがいい。市内に住んでいても知らないお店があって、バルをきっかけに知ることができた」と話した。同じく山本さんは「4年前のバルも参加した。夜だけでなくお昼も実施しているので、小さな子どもと一緒に参加できるのがうれしい」と話した。
上野さんは「2013年に商工会主催のバルが市内で開催されたが、1度きりで終わってしまった。好評だったので、またできないかと思い実行委員会を立ち上げた。市内に新しい店舗も増え、若い経営者が『自分たちの町を自分たちで盛り上げたい』と一緒に立ち上がってくれた」と振り返る。「お客さんが楽しんでくれたことが何よりもうれしい。今後は飲食店だけでなく、他の商店も参加できるようなイベントをしてみたい。1回で終わらないように、継続していきたい」とも。