白みそ造り教室が11月30日、野洲市三上集楽センター(野洲市三上)で行われた。主催は食に関するイベントを開いている同市在住の母親の団体「MOMOやす」。
今回は15人が参加し、江戸時代から続く老舗のみそ店「糀(こうじ)屋吉右衛門」の山崎豊彦さんから白みそ造りを学んだ。
同団体代表で野菜ソムリエの藤岡いづみさんは「自家製の白みそで作ったお雑煮でお正月を迎えたいと思い、企画した。赤みそは仕込んでから出来上がるまでに1年かかるが、白みそはこうじが多く発酵が早く進むので、お正月には食べられる」と話す。
参加者の奥弥生さんは「赤みそ造りはよくあるが、白みそ教室は聞いたことがなかったので参加した。1カ月後には食べられるのがうれしい。子どもと一緒に参加して、いい体験ができた」と話した。