「春のローズフェスタ」が5月12日より、びわ湖大津館(大津市柳が崎)で開催される。
同館は、1934(昭和9)年に県内初の国際観光ホテルとして建築された建物を再利用した施設で、琵琶湖岸の約5900平方メートルの広大な敷地内にイングリッシュガーデンがあり、「ロサ・キネンシス・スポンタネア」などのオールドローズから、守山市のバラ作家國枝啓司さんのオリジナル品種「かおりかざり」「みさき」などの新種まで約300種3000株のバラが咲く。
園内のバラが見頃を迎える時期に合わせてイベントを開催。バラの中でのハープ演奏会や、ドレスを着てお姫様気分を味わえる「お姫様体験会」、バラマイスターがバラの育て方をレクチャーする「バラ入門セミナー」などを実施する。12日・13日は先着30人にカーネーション、26日・27日は先着120人にバラのプレゼントも。
同館を管理する琵琶湖汽船(同市浜大津)の森香子さんは「春は花数が多く、希少なオールドローズから人気のモダンローズまで一堂にご覧いただける時期。甘いバラの香りが漂う湖畔のガーデンを楽しんでほしい」と話す。
開園時間は9時~18時。入園料は、大人=320円、小・中学生、65歳以上=160円。6月10日まで。