プロバスケットボールBリーグ1部の滋賀レイクスターズ主催の「ブースター感謝祭」が5月13日、ウカルちゃんアリーナ(大津市におの浜)で開催された。
最終戦の5月6日の富山グラウジーズ戦に勝利し、B1残留を決めた滋賀。24勝36敗で西地区3位、1部18チーム中14位だった。
感謝祭には昨年の377人から大幅に増え、652人が来場。選手による出し物では、キャプテンの狩野祐介選手がブルゾンちえみの扮装(ふんそう)をし、若手の高橋耕陽選手と佐藤卓磨選手が演じるWith Bを引き連れて登場。会場を盛り上げた。
狩野選手は「ブースターの皆さんの熱い声援のおかげで残留を決められた。恩返しがしたくて、今日は本気でやった」と話した。
大津市の北川亜樹子さんと京都市の西田知代さんは「昨年12月にチケットをもらって初観戦。バスケを知らなかったが、展開が速くて面白くて、その後何度も観戦した。狩野選手は試合中も爽やかで、試合後のファンへの対応も優しい。来季もレイクスに残ってほしい」と話した。
ホーム30試合中28試合観戦した野原親子は「最終戦が一番印象に残っている。来季も盛り上がるスーパーフレーを見せてほしい」と期待を寄せる。
11日に退団が発表された長谷川智伸選手はにゃんこスターのスーパー3助をハイテンションで演じきった。「2年間という短い間だったが、皆さんの応援に感謝している。この素晴らしいチームを来季もB1の舞台に残せたのがうれしい。滋賀での経験を生かして、これからも頑張りたい」と話した。
2017-18シーズンMVPには並里成選手が選ばれ、ブースターMVPに選ばれた中川親子から花束が贈られた。中川さんは「レイクスが発足した時から10年間、親子で応援している。子どもはレイクスとともに成長してきた」と振り返った。
並里選手は「いろんな思いを持ってプレーしたシーズンだった。1部に残れて、皆さんと笑って終われるのがうれしい。引き続き応援お願いします」と話した。
ショーン・デニスヘッドコーチは「今シーズン、ずっとハードに取り組み続けてくれた選手に感謝している。これからチームとして審査の時期に入る。今季よりいいチーム、強いチームになって戻ってくる」と話した。