日本バスケットボール協会が5月14日、「第40回ウィリアム・ジョーンズ カップ」に向けた第1次強化合宿を開始し、男子日本代表候補25人を発表した。滋賀レイクスターズからは並里成選手、高橋耕陽選手、佐藤卓磨選手が選ばれた。
Bリーグのチャンピオンシップ、残留プレーオフ開催中のため、出場しないチームや大学生、高校生からの選出となり、平均年齢は21.1歳と若い選手が中心。
「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選」で4戦4敗の日本代表。6日の滋賀対富山グラウジーズ戦を視察に来ていたフリオ・ラマス日本代表ヘッドコーチは「状況は簡単ではないが、まだ予選突破の可能性がある。今回は、今までチャンスのなかった選手も招集し、合宿で見たい」と話した。
並里選手については「いいプレーでチームを引っぱっていくシーンが多く見られた」と高く評価した。
代表候補初選出となった高橋選手は「いい経験ができると思うので、自分に足りないことを学びたい」と話す。
18歳以下、24歳以下の日本代表にも選ばれ、今回フル代表初選出の佐藤卓磨選手は「日本代表に選ばれるだけでなく、海外の選手を倒すという強い心意気を持って合宿に向かいたい」と意気込みを見せる。
合宿は25日まで行われ、7月14日の同大会に出場する日本代表チームの編成、強化を行う。