カルガモのひなが5月31日、ロイヤルオークホテル スパ&ガーデンズ(大津市萱野浦、TEL 077-543-0111)の「イングリッシュガーデン」でふ化した。
同ホテルでは、2007年から毎年カルガモが飛来し、産卵、子育てをしている。今年は昨年より18日早く、31日の朝9時頃から次々とふ化。ひなが10羽誕生した。
小雨の振る中、ガーデン内のテーブルの下から下へ親鳥の後をヨチヨチとした足取りで追いかけるひな。親鳥が階段を上ると、懸命にジャンプし、小さな羽根を羽ばたかせてついて行こうとするが、上れずにピヨピヨと鳴くと、しばらく見守っていた親鳥が階段を降り、ひなのところに行く姿も。
同ホテルの井上美希子さんは「毎年、ひなのふ化を心待ちにしているお客さまがいらっしゃって、問い合わせがある。これから巣立ちまでの約1カ月半、かわいい姿をご覧いただけるので、合いに来てほしい」と話す。
1階アナトリウムロビーでは現在、「かるがものクッキー」(500円)を販売している。