大津公民館(大津市島の関、TEL 077-526-2666)で7月27日、大蔵流狂言師の網谷正美さんを講師に招く狂言体験ワークショップが行われる。
網谷さんは「古典芸能の狂言は日本で最初の喜劇。古典だと構えずに気軽にのぞいてみてほしい。大声で笑い、せりふを言うことでストレスを発散できる」と話す。
網谷さんは同志社高校の国語教師を定年退職するまで務めながら狂言師としても活動。2006年には京都府文化功労賞を受けた。大津公民館で月2回活動を行う狂言サークル「いかめ会」を主宰するなど狂言文化の普及に努めている。
いかめ会メンバーの武田晶子さんは「大声を出すのが気持ちいい。こっけいなことをして、お客さんが笑ってくれるのもうれしい」と話す。
ワークショップでは網谷さんがカラスやサルの鳴きまね、狂言のせりふや動きを指導する。
開催時間は19時~21時。参加費は500円。申し込みは大津公民館まで。