大阪の和太鼓グループ「打打打団 天鼓(だだだだん てんこ)」による和太鼓のワークショップが11月15日より、大津市民会館(大津市島の関)小ホールで開催される。
同グループは、舞台芸術家、伊瑳谷門取(いさやもんどり)さんが日本舞踊の舞台で和太鼓を使用したことをきっかけに1987年に創設した。「オモロ迫力」をテーマに、洋楽・演劇・ミュージカル・笑いなどさまざまなエンターテインメントを取り入れた和太鼓によるパフォーマンスを展開する。1992年のデビューコンサート以来、国内外各地で多くの公演を行っている。1999年から始まったヨーロッパツアーは今年で5回目を数え、2カ月にわたってオランダやベルギーなどヨーロッパ20カ所を回って延べ約3万人の観客を動員した。
4日間を通して行われるワークショップでは、バチの持ち方といった基本動作から実際に和太鼓をたたくところまでをエクササイズ感覚でレクチャーを行う。
担当者の橋本さんは「ワークショップで今までの和太鼓の持つストイックなイメージを一新し、その魅力を伝えたい」と話す。「経験者も、未経験者も和太鼓をたたくことの楽しさを体感してほしい」とも。
会場となる大津市民会館の上本さんは「今回の30人の定員はすでに満了してしまうほどの人気。今まではコンサートや演劇など鑑賞型のイベントが多かったが、今後は自ら体験することのできる参加型のイベントも企画していきたい」と期待を寄せる。
開催時間は、11月15日・29日=15時~17時、11月16日・30日=13時~15時。