滋賀レイクスターズがBリーグ2018-19シーズン開幕に先立ち、10月2日に三日月大造滋賀県知事と越直美大津市長を表敬訪問した。
同チームの西村大介社長、ショーン・デニスヘッドコーチ、全選手、スタッフがそろって知事室を訪問。デニスヘッドコーチは「7人が新に加入し、モチベーションの高い選手が多く、良いチームになっている。滋賀県のために良いチームになるように努力していく」と話した。
三日月知事は「昨シーズンは7万人近く動員したが、今年も多くの人が来るようなプレーをしてほしい。皆さんの存在は、皆さんが思っている以上にいろんな人をハッピーに、元気にしている。さらに盛り上がるシーズンになれば」と期待を寄せた。
2シーズン目となるディオール・フィッシャー選手は「滋賀、日本の文化が大好きで、自分のことを望んでくれている人がたくさんいる場所に戻って来られてうれしい」と話すと、三日月知事が英語で「待っていました」と答えた。
キャプテンの狩野祐介選手は「新加入の選手は人としても、プレーヤーとしてもいい経験をしてきた人たちなので頼りになる。60試合の中で負けることもあるが、負けたときに立て直せるかが大事。今年のチームは立て直せる。目標はチャンピオンシップ出場。下位(B2降格)の戦いではなく、上位の戦いをしたい」と意気込みを見せた。
その後、大津市役所を訪問した同チームは、越直美市長にもチャンピオンシップ出場を約束した。千葉ジェッツから移籍した荒尾岳選手は「レイクスファンは子どもが多いと感じる。琵琶湖がきれいで、私も子どもと一緒に公園でよく遊ぶ」と滋賀の印象を話した。
西村社長は「お世話になっている滋賀の子どもたちに教育の分野でお返しがしたい。スポーツだけでなく、学ぶことは楽しいと感じられるように、レイクスを通して貢献していければ」と話した。
「今シーズンはシーズンが短く、試合数は同じなので、平日開催の試合が増える。平日は、大人向けに食事、ビール、音楽を楽しんでもらえるように工夫する。職員の皆さんで来場してほしい」と西村社長が話すと、越市長は「近くで見る試合は迫力がある。展開が速く、コートが狭く見える。市民にも声を掛けて皆で観戦したい」と答えた。
西村社長が「今年は、プレーはもちろん、顔も重視して選手を採用した」と紺野ニズベット翔選手を紹介し、笑いを誘う場面も。
表敬訪問の後は、近江神宮で毎年恒例の選手による必勝祈願を行った。
滋賀の今シーズン開幕戦は、10月6日・7日にウカルちゃんアリーナ(大津市におの浜)で開催の新潟アルビレックスBB戦。