日吉大社(大津市坂本)は11月13日夜、15日から始まる紅葉ライトアップの試験点灯を行い、色づき始めた木々の葉が夜の闇に幻想的に浮かび上がった。
同大社は全国に3,800余社ある日吉神社の総本宮。約13万坪の広大な境内には国宝である東西本宮の本殿や数多くの重要文化財などがあり、試験点灯が始まると約3千本の紅葉やカエデが赤や黄色の彩りを添えた。
同大社広報担当の矢頭英征(やずひでゆき)さんは「普段訪れることのない若い人たちにも神領に入ってもらい、聖気に触れてもらいたい」と話す。「今年の紅葉は20日ごろが見ごろ。例年約1万人もの観光客が訪れる。今回も多くの人に来てもらえれば」とも。
ライトアップの点灯時間は17時30分~21時。12月7日まで。今月22日・23日には、大津市内のグループが和太鼓の奉納演奏を行う予定。