滋賀の子育て情報誌「ピースマム」が12月4日、東京・上野の国立科学博物館日本館講堂で開催された「日本タウン誌・フリーペーパー大賞2018」のビジネスモデル部門で優秀賞を受賞した。
同賞は、全国各地に約3000誌あるタウン誌、フリーペーパーの実績や活動、地域経済活性化に貢献している存在価値を広く知らしめることを目的に毎年開催している。大賞・特別賞のほかに地方創生部門やグルメ部門、観光部門など14部門で最優秀賞と優秀賞を設けている。
ビジネスモデル部門賞は、従来の広告モデルのみに頼らず、新しい収益モデル確立にチャレンジしている媒体に与えられる。「ピースマム」は、乳幼児と母親向けのイベント「ママベビーフェスタ」やプラネタリウムのモニターに絵本を映し出して読み聞かせをする「プラネタリウムでおはなしえほん」、商業施設で開催する託児付きワークショップ「ごほうびサロン」、産休中の母親のための「休休クラブ」などのイベントを企業と共同で運営するなどの活動が評価された。
「ピースマム」編集スタッフの田村麻理子さんは「今までの取り組みが評価されてうれしい。これからも滋賀の子育て世代に向けて情報を発信し、イベントを開催していきたい」と意欲を見せる。