守山市出身のジャズピアニスト加藤景子さんのコンサート「音楽の扉」が3月3日、守山市民ホール（守山市三宅町）で開催される。

加藤景子さんのコンサート「音楽の扉」のチラシ

　加藤さんは石山高校音楽科でピアノを専攻し、国立音楽大学応用演奏学科を卒業。ソロピアニストとしての活動のほか、アーティストのサポートや作曲・編曲も手掛ける。昨年10月、「びわ湖トラスト」が募集した「新しい琵琶湖の歌」コンテストの最優秀曲に、加藤さんが作曲し大津市の野上涼子さんが作詞した「びわ湖トワ」が選ばれた。

　加藤さんは「東京での生活が長くなり、故郷があることが本当にありがたいことだと感じる。滋賀で生まれ育ち、いつの間にか心に琵琶湖があった。東京やニューヨークの生活の中で、たまに息苦しさを感じることがあり、広く見渡せる琵琶湖の風景を思い出すことも。そんな琵琶湖への思いをメロディーに込めた」と話す。

　コンサートは2部構成で、1部は加藤さんのピアノソロ、2部はべーシストのコモブチキイチロウさんとドラマーのジーン重村さんをゲストに迎え、演奏する。「びわ湖トワ」のピアノバージョンの演奏も。加藤さんは「この歌を多くの人に聞いていただき、歌ってもらいたい。客席で歌っていただければ」と話す。会場では「びわ湖トワ」のCDも販売する。

　開演時間は14時。入場料は3,000円。