6月26日、近畿地方が梅雨入りし、もりやま芦刈園(守山市杉江町)のアジサイに恵みの雨が降った。
同園には約1.8ヘクタールの敷地内に「アナベル」「八重柏葉」など約100種、約1万本のアジサイが植えられている。同園管理人は「今年は5月の中旬に昼暑く夜寒い日が続き、花芽が萎縮して育たなかったことが原因で、開花が遅れた。全体的に花が少なく、小さい。さらに梅雨入りが遅く、見頃を迎える前に枯れてしまったアジサイもある。例年は、今頃に遅咲きのアジサイが見頃を迎えるが、今年は咲きそうにない。鉢植えではなく地植えなので、自然条件に左右される」と話す。
「これから剪定(せんてい)し、来年に向けて準備を始める。来年に期待する」とも。
開園時間は8時~19時。入園料は、高校生以上=200円、小・中学生、65歳以上、障害者手帳持参者は100円。