Bリーグ滋賀レイクスターズが7月25日、2019-20シーズンのホームゲーム開幕戦開催地となる草津市を訪れ、橋川渉草津市長を表敬訪問した。
西村大介社長、ショーン・デニスヘッドコーチ、伊藤大司選手、狩俣昌也選手、佐藤卓磨選手が草津市役所を訪問。2019-20シーズンの抱負を述べた。10月12日・13日のホームゲーム開幕戦は6月に新設された「YMITアリーナ」(草津市野村)で開催されることが決定。西村社長は「今年のテーマは『変化』。新しいYMITアリーナで『変化』していくチームを見せられるいい機会となる。開幕2試合で観客動員7000人を目標にしたい。今シーズン、草津開催試合の対戦相手は宇都宮ブレックスとアルバルク東京という人気チーム。各地から試合を見に来るファンが滋賀を知り、草津を知るきっかけになれば」と話した。
21日には同アリーナでファンクラブ会員限定の公開練習が実施された。伊藤選手は「新しい体育館でバスケットをするとモチベーションがアップする。YMITアリーナで連勝してチャンピオンシップ出場を目指したい」と話した。西村社長が「観客席にカップホルダーがあるので、試合中興奮してドリンクを隣の人にかける心配がなくなる」と笑いを誘う場面も。
デニスヘッドコーチは「今シーズンはウイニングカルチャー(勝ち癖)のある選手をリクルートできた。勝ち癖を付け、バスケットだけでなく人としても成長できるように導きたい」と話した。狩俣選手は「チームでコミュニケーションを取って自分の良さを出して貢献したい。ホーム開幕戦で勝ってシーズンに勢いを与えたい」と意気込みを見せた。佐藤選手は「チームに『ウイニングカルチャー』を、お客さんに『バスケを見るという文化』を根付かせることができるように頑張りたい」と話した。
伊藤選手は「32歳の僕が最年長で、一番若い選手が23歳。スピードがある若い選手とそれをコントロールできるベテラン選手のバランスがいい。速い展開のバスケットはプレーしている選手も楽しく、見ている人も面白いと思う。毎試合100点を目指していきたい」と意気込みを見せた。
表敬訪問後、一同は草津市立高穂中学校男子バスケットボール部を訪問。26日から始まる滋賀県夏季大会に出場する部員を激励した。
ホームゲーム開幕戦開催時にはYMITアリーナに隣接するグラウンドで滋賀レイクスターズ所属の陸上選手・我孫子智美選手による陸上教室を開き、草津市内の小学生を招待する予定。