大津の街中にあり普段入ることのない寺院などを巡る「大津まちなかルネッサンス~まちのお宝発見イベント」が12月6日・7日、開催される。
同イベントは、大津のまちの魅力を高め、活性化を促進し、住民の結びつきを深める新しい企画を支援する「大津市新パワーアップ・夢実現事業」の一環として行われ、大津別院や青龍寺のほか、浄宗寺、九品寺など7つの寺院で絵画・ふすま絵・仏像・書院などを2日間特別公開するもの。
期間中、公開寺院のほかに大津百町館・大津曳山展示館・大津百町市を含む10会場を巡る「お宝めぐりスタンプラリー」、学生ボランティアガイドと一緒に花街界隈・映画館跡地・大津教会・平井酒造などを散策する「まちあるきツアー」、公開寺院の住職や大津市歴史博物館の学芸員と寺の由来や街の今昔について話し合う「まちなかルネッサンスフォーラム」も行う。
同イベント実行委員で「まちなか交流館ゆうゆうかん」館長でもある浅野智子さんは「大津には数多くの寺院が存在する。普段気付かないものに気付くことで街の魅力を再認識してもらえれば」とイベント効果に期待を寄せる。「参加者には、学生メンバーが企画した公開寺院のお宝写真と住職からいただいた言葉をデザインしたポストカードなどを記念品として配布する。多くの人に楽しんでもらえれば」とも。
開催時間は10時~16時。