Bリーグ1部の滋賀レイクスターズオリジナル「飛び出し坊や」の除幕式が9月18日、大津市立平野小学校で開催された。
オリジナル「飛び出し坊や」はレイクスターズのユニホームを着て、背番号はマスコットキャラクターの「マグニー」と同じ88番。左手にバスケットボールを持っている。「飛び出し坊や」発祥の地といわれる東近江市の久田工芸(東近江市妙法寺町)が手作りした。平野学区内5カ所に設置する。
除幕式には校長の中井明恵さん、PTA会長の倉橋直士さん、児童代表として6年の中村晴楓君、滋賀ダイハツ社長の鳥居和浩さん、レイクスターズ社長の西村大介さんなどが出席した。
西村さんは「ホームアリーナのウカルちゃんアリーナ(大津市におの浜)がある平野小学校にどのような形でお返しできるか考え、子どもたちが安全に登下校してもらえるように『飛び出し坊や』の設置を決めた。膳所駅前の清掃活動やあいさつ運動にも参加し、共にいい学区を作っていきたい」とあいさつ。鳥居さんは「自動車の販売会社として交通事故撲滅に取り組んできた。飛び出し坊やを見て、自分のことを振り返って運転できるきっかけになれば」と話した。
中村君は「マグニーと同じ88番でバスケットボールを持っているところがいい。学校の前の細い道から人や自転車が出てきて、車が来たら危ないと思っていた。飛び出し坊やのおかげで安心して通れるのがうれしい」と話した。母の亜理紗さんは「小学校の前のときめき坂は道が狭く、車の交通量も多い。飛び出し坊やを見て、子どもたちも交通安全を意識してほしい」と話す。