滋賀県出身のジャズピアニスト加藤景子さんが9月20日、草津警察署一日警察署長に任命され、JR草津駅東口デッキで開催された秋の交通安全運動イベントに参加した。
署長に任命された加藤さんが作曲した「びわ湖トワ」をたちばな大路子ども園(草津市大路)の園児53人と共に歌った。同曲は昨年10月に「びわ湖トラスト」によって「新しいびわ湖の歌」に選定された曲で、子どもたちの健やかな成長を願う気持ちが込められている。同園の園児は「ジュニアポリス」として、「ドライバーの皆さんへ。私たちが安全に子ども園に通えるように安全運転をお願いします」とメッセージを伝えた。
任命式の後は、草津駅周辺で加藤さんと園児たちが一緒に交通安全を呼び掛けるチラシやグッズを配布。園児が道行く人に「交通安全お願いします」と声を掛ける場面も。
加藤さんは「ジュニアポリスが元気いっぱい『びわ湖トワ』を歌ってくれたのがうれしかった。子どもたちが犠牲になることのないように、運転マナーを見直す時期だと思う。運転中のちょっとした隙で事故が起こる。私自身も責任を持って運転したいと改めて感じた」と話した。