成安造形大学(大津市仰木の里東)の卒業制作展が2月5日から、大津市歴史博物館(大津市御陵町)、京都市美術館(京都市左京区岡崎最勝寺町)、京都シネマ(下京区水銀屋町)など7カ所で開催される。
「芸術による社会への貢献」を教育理念に、約160人の学生たちが創意工夫を凝らした作品を展示する。京都市美術館の改装で、2018(平成30)年から大津市の博物館と京都市内のギャラリーでの開催となった。日本画、洋画、現代アート、イラストレーション、立体作品などの作品展示のほか、映像作品やアニメーション、学生がデザインした服のファッションショーなどが行われる。
2月5日~9日は京都市美術館でイラストの展示、同時代ギャラリー(中京区弁慶石町)でグラフィックデザイン作品、ギャラリーマロニエ(中京区塩屋町)で写真やグラフィック作品を展示する。
8日~11日までは京都シネマで映像作品を上映。7日~9日は京都文化博物館(京都市中央区三条高倉)でデザインコースの作品を展示、13日~16日は大津市歴史博物館で日本画、洋画、現在アート作品を展示する。24日・25日はロームシアター京都(京都市左京区岡崎最勝寺町)でファッションショーを開催する。
同大学の広報担当者は「学生が4年間で学んだことを作品として発表する。地図を片手に各会場を散策して、学生の作品を見て新たな発見をしてほしい」と呼び掛ける。