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大津の商店街に「野洲のおっさん子ども食堂」 おにぎりと学習の場を提供

「野洲のおっさんおにぎり食堂」の人気メニュー焼き鮭おにぎりと卵黄じょうゆ漬けおにぎり

「野洲のおっさんおにぎり食堂」の人気メニュー焼き鮭おにぎりと卵黄じょうゆ漬けおにぎり

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 大津市長等学区在住の子どもを対象に学習の場と食事を提供する「野洲のおっさん子ども食堂」(大津市長等)が1月16日、長等商店街にオープンした。「まちおこし」(守山市吉身)と滋賀トヨペット(大津市富士見台)が共同運営する。

「ぼんご」直伝の方法でおにぎりを握る「にぎりて」の西川雅さん

 「野洲のおっさんカイツブリ」は、アニメ制作などを手掛ける「まちおこし」と、びわ湖放送が中心となり、滋賀県民と一緒につくるまちおこしプロジェクトの中から生まれたキャラクター。児童虐待防止オレンジリボンの普及活動にも取り組んでいる。

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 「まちおこし」の西川興社長は「子どもの貧困、学校になじめない子どもや外国人の子どものことなど、『野洲のおっさん』だったらどうするだろうと考えた時、『野洲のおっさん』なら、近所の子どもを集めて寺子屋を開いて、『ちょっと食べていきーな』とおにぎりでも出すのではないかと思った」と話す。

 西川社長は「持続可能なこども食堂を目指し、子どもたちが毎日でも来ることのできる場所を作りたい。そのためには収益を上げることが必要」と考え、昨年10月10日に「野洲のおっさんおにぎり食堂」をオープンした。「福祉が前に立つのではなく、おいしいおにぎりを食べていたら、知らず知らずに子どもを笑顔にするプロジェクトに参加していたという形にしたい」と、おにぎりの味にこだわる。

 「にぎりて」の西川雅(あらた)さんが創業60年のおにぎり専門店「ぼんご」で修業し、おにぎりの握り方を習得。滋賀県産米を毎日店で精米し、注文を受けてから握る。中に入れる具材は、焼き鮭、梅、うにくらげ、滋賀県産ウロリ、近江牛など39種類をそろえる。

 西川社長は「福祉だからと甘えず、お客さんに喜んでもらえるおいしいおにぎりを作る。その上で『きれいごと』をしたい。『きれいごと』を成し遂げるために、店の掃除など一つ一つを丁寧にすることが大切。民間企業がやることにロマンがある。映像を作るだけでなく、車を売るだけでなく、一緒になって地域を豊かにしていくことこそが企業のブランディングになる。食の中に物語を入れて提供したい。おにぎり食堂で収益を上げて、子ども食堂だけでなくほかの還元策も増やすことが夢。子どもが大人になる前にちょっと助けてあげたい。親も助けてくれる人がいれば楽しくなると思う」と話す。

 「野洲のおっさんおにぎり食堂」営業時間は11時~17時。「子ども食堂」開催時間は月曜・木曜・金曜=16時30分~18時。水曜定休。

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