女性の「健康感」の向上を目指す「健康しが」マルシェが2月29日、イオンモール草津(草津市新浜町)で開催される。
滋賀県の女性は平均寿命が4位で、介護保険の要介護度2~5を不健康な状態と定義して算出した「客観的指標に基づく健康寿命」は全国3位と高いが、国民生活基礎調査の「あなたは現在、健康上の問題で日常生活に何か影響ありますか?」の問いに対して「ある」と回答したものを不健康な状態と定義して算出した「主観的指標に基づく健康寿命」は全国42位と低くなる。
2018(平成30)年から「健康しが」マルシェを開催している滋賀県は、今回は女性をメインターゲットに、「楽しく、より生き生きと暮らし、健康感が向上すること」を目指して「食」「スポーツ」「リラクセーション」「美容」「体の状態を知る」をテーマに行う。
ステージイベントでは、フリーアナウンサーの牧田もりかつさんとラジオDJの井上麻子さんの司会でメーク講座や椅子を使ったヨガ「チェアヨガ」などのほか、お笑い芸人「紅しょうが」のお笑いライブを実施する。体験ブースでは血管年齢や骨密度測定、ハンドセラピー、より良い眠りのための寝姿勢についてのブースなどを展開する。各ブースを回りスタンプラリーをすると抽選会に参加できる。
滋賀県健康寿命推進課の高屋大樹さんは「滋賀県が健康寿命県であることを知ってもらい、健康に関する体験を通じてより生き生きと健康的な生活習慣を送るきっかけとしてもらえたらうれしい。体にいいものを心にいいものをたくさん用意したので、各ブースを楽しく回ってもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は10時~17時。入場無料。
※上記イベントは新型コロナウイルス対策により中止となりました。(2月27日発表)