栗東芸術文化会館さきら(栗東市綣)のシンボル広場とアトリウムで12月21日、明かりをテーマにしたふれあい参加型アートプロジェクト「あかりの遊び庭(あそびば)」が開催される。
2003年から始まった同プロジェクトは今年で6回目。アルミ缶や空瓶でランタンを作る「てづくりランタン」や参加者が「洞窟(どうくつ)にいそうな生き物」を想像した飾りを取り付けた段ボール製の洞窟の中を懐中電灯の光で探検する「あかりのどうくつ」など、明かりを楽しむさまざまな参加型の企画を行う。
「最初はクリスマスシーズンに広場でキャンドルをともし見て楽しむだけだったのが、参加者に自らの手で明かりを生み出すことで、より一層明かりに親しんでもらえるのではないかと企画し始まったもの」と担当の西原さん。
中でも段ボールで家を手作りし、中に電灯をともしてひとつの大きな町を作り上げる「ダンボールでおうちをつくろう」企画は、「今年から市内3カ所の祭などでも出張開催しており、小学生のお子様がいる年代の家族連れに人気の企画。毎年オリジナリティーにあふれた力作ができあがる」(同)と話す。
西原さんは「昨年は参加者を含め1万人以上が会場を訪れた。今年も多くの方に明かりを楽しんでいただければ」と期待を寄せる。
明かりの点灯は17時30分~20時30分。段ボールの家作り(先着100組、参加費300円)、洞窟の生き物作り(参加費100円)は13時~、ランタン作り(参加費300円)は14時~、17時30分~。