大津市は4月22日、市内の小中学校の休校期間を5月31日まで延長することを発表した。
緊急事態宣言の全国拡大や市内における感染者の増加などの状況を踏まえ、子どもの生命を守ることを最優先に、さらなる感染拡大を防止するために延長を決めた。17日には野洲市、23日には草津市と栗東市も延長を発表した。
大津市教育委員会の担当者は「学習機会を保証するために、各学校から課題を配布している。教科書の内容に基づく課題、自主的に取り組める課題を、計画性のある形で進められるように指導している。各校のホームページで課題やウェブ学習の提示をしている。オンライン授業も視野に入れている」と話す。
県立の中学・高校の休校延長については現在検討中で、今月28日までに発表する予定。滋賀県教育委員会高校教育課の担当者は「各校で課題を設定し、教員が作った授業動画を配信している高校もある。今後はそのような取り組みを広げてほしいと各校にお願いしている」と話す。