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草津の看板製作会社が電車つり革用持ち手「ふっく君」 新型コロナ対策として

「ふっく君」を持つ看板製作会社「広宣」の社員

「ふっく君」を持つ看板製作会社「広宣」の社員

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 看板製作会社の広宣(草津市野路)が4月30日、電車のつり革に掛ける持ち手「ふっく君」の販売を始めた。

持ちやすいサイズ、デザインにこだわった「ふっく君」

 看板のデザイン、製作、施工などを行っている同社は、新型コロナウイルス対策として気になることはないかと社内で話していた時に、「電車通勤時につり革につかまるのが嫌だ」という社員の意見から、つり革に掛ける商品の製作を始めた。「手袋したらいい」「ハンカチを使ってつり革を持っている人を見たことがある」など意見を出し合い、看板製作の技術を生かしてアクリル材料で試作。形を改良し、4月28日に完成した。同社の杉本優子さんは「すぐにでも欲しい人がいるはずだと思い、ネット販売を始めた」と振り返る。

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 屋外の看板面に使われている印刷と同じインクジェットシートとラミネート加工で仕上げ、猫や花、ギターや花火などをデザインした。看板に使われる立体文字をカットする技術を持った職人が一つずつカットするなど、随所に看板製作の技術を生かしている。

 実際に使っている同社社員の脇本慎也さんは「普段から不特定多数の人が触れるつり革に抵抗を持っていて、新型コロナウイルスがまん延するようになってからは極力つり革を持たずに電車に乗っていたが、『ふっく君』を使うようになってからは安心して電車に乗っている。背の低い妻も使用しているが、つり革より低い位置で持つことができ、重宝している」と話す。

 杉本さんは「看板屋が今できることを考え、名札から野立て看板まであらゆる看板を作る中で培った技術で『ふっく君』を作った。今後は、家で外食気分を味わえる「プチアンドン」を販売する予定。社員皆が、世の中に向けて常にアンテナを張り、成長していきたい」と話す。

 同社の通販サイト「看板屋のモノづくり研究室」で購入できる。

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