「ポテトチップス近江牛ステーキ味」が7月6日、近畿6府県で発売された。
47都道府県のそれぞれの地域で有名な産品をお菓子を通して紹介することで地域の食文化の発展を支え、地域を元気にしたいとカルビー(東京都千代田区)が始めた「ラブ ジャパン」プロジェクトの一環。毎年、地域限定味のポテトチップスを開発している。滋賀県の味は、2017(平成29)年度に「鮒(ふな)ずし味」、2018(平成30)年度に「近江牛ステーキ味」、2019(平成31)年度「サラダパン味」を販売した。
2020年度は過去3年間に発売した各都道府県の味の中から、支持が高かった味をポテトチップス、ポテトチップクリスプ、堅あげポテト、じゃがりこ、ジャガビー、サッポロポテト、かっぱえびせんのいずれかにして商品化する。
「近江牛ステーキ味」は、2018年度に投入した商品の中から近畿エリア代表として全国展開の「オールスター」にも選出され、高い人気を博したことから、今年の滋賀県の味に決まった。近江牛100%のビーフパウダーを使い、「日本三大和牛」の近江牛の味を再現。今年は試食の段階で「食べ応えのある食感と近江牛のバランスがよい」と評価の高かった「ポテトチップス厚切りVカット」として発売する。パッケージの近江牛霜降り柄の中に琵琶湖を入れるなど、デザインにも滋賀らしさを出した。
滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山の近畿6府県のスーパーやコンビニエンスストアと、アンテナショップのカルビープラス、カルビーキッチンでの限定販売となる。