ドライブスルー方式のフリーマーケット「Biwako応援ドライブスルーマーケット」が7月23日~26日、湖岸緑地志那1公園(草津市志那町)で開催される。
6.99ヘクタールの公園の中に1周約870メートルの園路があり、約30台のキッチンカーが出店する予定。来場者は、近江米ワッフルやライスバーガー、タピオカドリンク、パスタ、ピザなどの地元飲食店のキッチンカーから車に乗ったまま商品を購入する。会場内で実施される音楽ライブやダンスなどのステージパフォーマンスはFMラジオを通じて車内で聴くことができる。駐車場もあり、琵琶湖でSUP体験や大声コンテストなどのイベントも実施する。
同園を管理する南湖東岸ゆうゆうパートナーズの山中恒人さんは「新型コロナウイルスの感染拡大で、飲食店やイベント事業者が大きな影響を受けている。全て中止の状況の中、3密を避けたイベントができないか考えた。琵琶湖岸にある広い公園なら、ソーシャルディスタンスを確保して開催できるのではないかと思い、実施を決めた」と話す。公園入場時に検温をし、消毒液を設置し、マスクの着用と新型コロナウイルスの感染が判明した時に滋賀県から知らせが入るLINEアプリを利用したシステム「もしサポ滋賀」の登録を呼び掛けるなど、感染予防対策を取る。
山中さんは「ドライブスルーの車も10メートル開け、キッチンカーに並ぶ人は1.5メートル開けるなど、できる限りの新型コロナ対策をしてイベントを実施して、これがモデルケースになればいいと思っている」と話す。「3密を避け、人との接触を極力避けつつ、美しい琵琶湖の景観や自然、食文化などを体験していただければ」と呼び掛ける。
開催時間は10時~17時。入場無料。