もりやま創業塾2020「未来予想図~ナリワイをつなぐ、夢はかなえる~」が9月27日から、守山市内で開催される。主催は守山商工会議所(守山市吉身)。
SDGs拠点「future lab」を立ち上げた増村匡人さん
5月に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期になった。同会議所の岡田啓子さんは「新型コロナウイルスの感染拡大が予測できない状況だが、経済は鈍化し消費も低迷している中、すでに起業した方や新たなスタートを切る予定の方に向けて学び直しの創業塾とオンラインセミナーを開催することにした」と話す。
創業塾は3回の連続講座で、9月27日は「自身の起業から人を育てる拠点づくりへ」と題したSDGsの発信拠点「future lab」の増村匡人さんの講演と、2019年度の創業塾の卒塾生の栗田一人さんの「不確かな時代における本当の自分と仲間の見つけ方」の講演を実施。10月4日は中小企業診断士の杉律子さんが事業計画作成と知的財産権について講義し、キャリアコンサルタントの石部大郎さんが働き方改革について講義する。10月11日は税理士の酒屋就一さんが税金について話をする。11日には山崎いずみさんによるオンラインセミナー「スモールビジネスのコミュニティー活用とSNS・ECの役割」も開催される。山崎さんは「このような時期だからこそ必要だと感じたコミュニティー活用についての最新情報を届けたい」と話す。
岡田さんは「起業を考えている方はもちろん、開業届を提出したが軌道に乗っていない事業主、第2創業を考えている方、企業内起業を視野に入れている方など、個人事業主の支援をしたい。過去開催時には参加者同士のつながりもでき、互いに切磋琢磨(せっさたくま)している様子も見られた。不確かな時代に本当の仲間と出会ってほしい」と話す。
創業塾の受講料は3,000円。定員は15人。オンラインセミナーは無料。定員は30人。開催場所は9月27日・10月11日=「future lab」(守山市吉身)、10月4日=守山市立図書館(同守山)。