見る・遊ぶ 暮らす・働く

草津で健康講座 動作を音楽に変換するアプリで楽しく運動

パソコンの前でスクワットをすると関節の位置から姿勢を判定して点数に変換する「バイオシグナルアート」

パソコンの前でスクワットをすると関節の位置から姿勢を判定して点数に変換する「バイオシグナルアート」

  • 2

  •  

 運動不足を解消するための「健幸体操講座」が8月18日、玉川まちづくりセンター(草津市野路)で開催された。

「アクティブ5」のエクササイズを体験する参加者

 会場には70~80代の8人が参加し、オンラインでつないでエクササイズ「アクティブ5」のレッスンと、運動アプリ「バイオシグナルアート」の体験をした。同センターでは2018(平成30)年から「健幸フェスタ」を開催していたが、新型コロナウイルスの影響で中止になった。「自宅でできる運動の講座を少人数制でしたい」と探していたところ、立命館大学BKCリサーチオフィス(草津市野路東)の「アクティブ・フォー・オール拠点」の取り組みを知り、開催することになった。

[広告]

 「アクティブ5」は、健康寿命を延ばしQOL(クオリティー オブ ライフ)を高めるために、3世代が同一空間・同じ曲で各世代異なった振り付けで行う3分エクササイズ。「文部科学省革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」に採択された「アクティブ・フォー・オール拠点」で、立命館大学と順天堂大学(東京都文京区)が共同で研究開発をしている。18日は、京都とオンラインでつなぎ、立命館大学客員研究員で「アクティブ5」の振り付けをした増田晶子さんが指導した。

 「バイオシグナルアート」は、立命館大学、順天堂大学、東京芸術大学(東京都台東区)が「新型コロナウイルスの影響で日常生活が制限され、運動不足になっている人のために研究成果で社会貢献をしたい」と共同で開発したアプリで、トレーニング動作をカメラで測定し、点数に変換して、結果を音楽で表現する。カメラの前でスクワットをすると、姿勢やリズムをアプリが測定し、正しい動作ができているとノイズのない音楽を聴くことができ、リズムや姿勢が崩れると音楽にノイズが混じる。動作の正しさを音楽で分かりやすく伝え、達成感をもたらすことが目的。18日は千葉とオンラインでつなぎ、順天堂大学博士研究員の沢田秀司さんが筋肉量についてなどの講義をし、「バイオシグナルアート」の紹介をして、参加者が実際に体験。参加者は自分の行った運動がどのような音楽に表現されているかを楽しんだ。

 「アクティブ・フォー・オール拠点」事務局のスタッフは「オンラインでの講座がさまざまな分野で活用されているが、高齢者の皆さんに体験していただく機会は少ないと思う。なじみのないオンライン講座だが、参加者の皆さんは双方向のやり取りの中で、熱心に講座を受けておられた。これをきっかけに、新しい生活様式の中でも自宅で運動を継続していただければ」と話す。

Stay at Home