高級食パン専門店「純生食パン工房 HARE/PAN(晴れ時々パン)」草津店(草津市草津)が11月17日、オープンした。滋賀県では長浜店(長浜市八幡東町)に続き2店舗目。
和食料理人の中川透さんが監修した純生食パン(864円)を提供する。「日本の食卓に合う食パン」がコンセプトで、オリジナルブレンドの小麦粉、北海道産生クリーム、バター、マーガリンに蜂蜜を配合し、ほのかな甘味とやわらかい食感が特徴。店舗に隣接するガラス張りの工房で1日400本焼き上げる。
ハレパンは2018(平成30)年、埼玉県南越谷に1号店を出店。草津店は全国116店目となる。ハレパンホームページの草津店オープンのお知らせが、ほかの店舗の2倍以上のビュー数となるなど、開店前から注目を集めている。オープン当日も開店に合わせて来店する人や、1人で3本購入する人などが見られた。購入した人にはオープン記念として純生食パンで作ったラスクを進呈した。
草津店店長の久保慎太郎さんは「ハレパンの純正食パンはやわらかく繊細で、扱いが難しい。オーブンから出すときや袋に入れるときに少しでもどこかに当たるとへこんでしまい、販売できなくなる。焼きたてはやわらかくて切ることができないので、手でちぎって食べていただきたい」と話す。
「食パンをおいしく食べていただくのはもちろん、雇用の面でも地域に貢献したい。今は20~40代のスタッフ40人が働いてくれているが、労働環境を良くして、長く働いてもらえるようにしたい」とも。
営業時間は9時~20時(売り切れ次第終了)。電話予約、ウェブ予約も受け付ける。